2010-11-09

Code Blue


YouTube: ドクターヘリ ~コード・ブルー2より~

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2010-10-11

粉瘤(アテローム)

Photo103c

 30代の頃、粉瘤ができたんです。それも当時勤めていた病院で。ズボンをちょっとまとめて椅子に座ろうかと。膝窪部(ヒザの裏)に何か膨らみがあると気づいて。

 看護婦さんが近くにいたので、診てもらいました。

 ああ、これは粉瘤よぅheart04 切開しなきゃあ heart04

 って言われまして。

 何です sign02 って聞いたら・・・膿の固まりなんだそうです。

 翌日、勤務日ではないんですけど、外科で診てもらったところ・・・やっぱり アテローム でした。

 何かの原因で汗腺から黴菌が入り、このようになるんだ。あなたの場合、めずらしい。普通こんなところにできないのに・・・

 な~んて言われて、そのまま 切開排膿術 でした。

 部位を十字切開し、膿を排出。脱脂綿で グリグリ 中を掃除してもらいました。

 もちろん キシロカイン 局部麻酔注射はしてもらってですが・・・痛いんです sign01 涙がでるほど sign01

 でも・・・医者の横には 看護婦さん・・・だけだったらまだいいんですけど、クラークといって、医者の横で PC 打ってる女の子がいるんです。私の部下でした coldsweats02

 恥ずかしいですねぇ。部位は 膝窪部 ですから。ズボン脱いでるんですよ。パンツ(カラービキニブリーフ) 見られてます。しかも涙目。

 次の日、その子と顔を合わせたら・・・なんて言うのか。どんな態度をしたらいいのか。

 普段、怒鳴ったり命令口調で話したり、オシリ触ってたりしている私が。

 案の定、言われましたよ

 昨日は、痛かったですか~ bleahnote

 消毒、包帯交換しなければいけないので、1週間ほどこれが続きましたけどねぇ~ note



01 

2010-07-17

恋の救急車


YouTube: 東京消防庁渋谷第2救急隊出場


 皆さんの知らないところ(深夜、早朝でも)で、こんなやり取りがされています。

救急隊 ⇔ 消防本部

 救急隊:救急〇〇X出場(無線開局)sign01

 消防本部:了解消防〇〇、0028。なお、現場ですが、〇〇地区〇〇の裏手。その坂を上がった・・・幼稚園前。88才女性、脳梗塞の既往症あり。現在、意識ない模様。詳細、分かっていない。現場到着次第、詳しい容態等送れ。

 救急隊:了解。

 ピーポー ピーポー(サイレン音・走行中)・・・・sign03

 救急隊:救急〇〇X現場到着。

 消防本部:了解消防〇〇、0035

 救急隊:救急〇〇Xから、消防本部(消防〇〇)、傷病者88才女性。脳梗塞の既往症あり。現在、意識レベル100程度。原因不明ですが・・・ええ・・・呼吸困難の状態。バイタル正常。SPO2:97%。〇〇病院かかりつけとのこと。連絡たのむ。

 消防本部:了解消防〇〇、しばらく待て。

病院 ⇔ 消防本部

 プルルルル sign01 プルルルル sign01(電話呼出音・当直事務員、飛び起きる)

 病院当直事務員:はい・・・〇〇病院救急外来です。

 消防本部:〇〇消防本部ですが、患者一名お願いしたいんですが。

 病院当直事務員:はい、容態等送ってください。

 消防本部:傷病者88才女性。脳梗塞の既往症あり。現在、意識レベル100程度。原因不明ですが、呼吸困難の状態とのこと。バイタル等正常。そちらの病院かかりつけとのことなんですが、受け入れいかがでしょうか?

 病院当直事務員:はい、しばらく待ってください。(医師に確認中・電話保留)。・・・受け入れ可能ですから・・・何分で到着できます?

 消防本部:ええ・・・近くですから、10分かからないかと思われます。

 病院当直事務員:了解しました。この時間ですので・・・通常外来ではなく、救急室から入ってください。

 消防本部:了解、よろしくお願いします。

救急隊 ⇔ 消防本部

 消防本部:〇〇病院、連絡済。向かってください。

 救急隊:救急〇〇X了解。ただいま現場発 sign01

 ・・・・・・

 救急隊:救急〇〇X、病院到着。

 消防本部:了解。0051

 
 これで、緊迫の何十分間が終わる。

いや、救急医療事務員の仕事は・・・これからなんです。

Furusatonouzei05

2010-06-27

Code Blue

20070610_fukuoka_1520_d200_4371



http://www.youtube.com/watch?v=08D_yTbfh14&feature=related





http://www.youtube.com/watch?v=EMWy-1vIIMM&feature=relatedR0011516

2010-06-13

Heart to Flesh and Blood

 これから薄着になって、肌の露出が多くなるでしょう。

 ケガをして出血量が多くなった場合、患部を心臓より高くして、清潔な布等で押さえて病院に来てください。

 単純なことです。重力に逆らえばいいのです。心臓だってポンプですから、重力に逆らうにはパワーが必要です。必然的に出血量は少なくなります。

 まえに、12才くらいの赤ちゃんでしたか。目の付近を負傷して、お父さんが胸に抱いて横にして連れてきて

 血が噴き出している sign01  早く診てくれ sign03

 それは、そうですよ。心臓と患部の高さ が同じじゃないですか。

 出血量、消防等に伝える場合、普段 メジャーカップ等を使わない人は、量が分からないでしょう。

 普通のコップ1杯の水を、平らなところに こぼしてみてください。それが、約250ccですから。

2010-04-29

交通渋滞 de 頸椎捻挫




高速道路の交通渋滞で起こりやすい事故が、車同士の軽い追突での頸椎捻挫(ムチウチ)。

 外の景色を観ながら、または助手席の誰かと会話をしていて 気がついたら追突していたなんてことはよくあるんです。

 いづれも だいたい軽傷ですから、ドクターは全て受け入れてしまいます。行うのは診察(問診)、頸部レントゲン、経皮吸収型消炎鎮痛剤貼付、ネックカラーによる固定。

 大変なのは 事務員です sign01

GW の高速道路での交通渋滞。地元の人でないことが多いです。ということはカルテがないですから、事務員はカルテをつくるところから始めなければなりません。

多人数で乗っていますから被害者側 加害者側、合わせて46人いっぺんに平気で来てしまうなんてこともよくあるんです。

交通事故ですから被害者側車両の負傷者は、自賠責保険適用になります。ですが、加害者側車両の負傷者、運転手は自分で事故を起こしてケガをしたわけですから自分の健康保険証が使えます。

同乗者が家族であった場合、自賠責保険適用はおかしいですから自費 (100%負担)。でも他人が一人でも乗っていた場合、それは自賠責保険適用 (200300%負担)になります。

この関係を事務員は全て聞き出さなければなりません sign01

200%ですと会計は一人2万数千円ほどになります。病院では自賠責保険の会社に請求するといったことは しませんから、とりあえずその場では 加害者が会計窓口で全て支払うことになります。単純計算したら 幾らくらいになるのか、お分かりですよね。

おとなしく家で寝ていてください sign01
 


Ca2510121 

2010-03-04

Code Blue ♯2

 救急車を呼ばなければならない状況に立たされること、一生のうちに何度かあるかもしれません。

 その場合、救急用語や、この場合に消防(救急隊)はどう動いてくれるのかを知っておくといいと思います。

 CPA(心肺停止)CPR(心肺蘇生術)、傷病者(病人、ケガ人)、既往症(今までかかったことのある(今現在の)病気)、案内人(救急車が近くまで来たときに現場まで救急車を誘導する人)、負傷部位(前額部、下腿部・・・)、意識レベル・・・等。

  意識レベル(3.3.9度方式)        レベル

   Ⅰ.覚醒している

    ① 清明とはいえず           1

    ② 見当意識傷害あり          2

    ③ 名前、生年月日が言えず       3

   Ⅱ.刺激すると覚醒する

    ① 呼びかけで容易に反応する          10

    ② 痛みや刺激で開眼する          20

    ③ かろうじて開眼する           30

   Ⅲ.刺激しても覚醒しない

    ① 払いのける動作をする          100

    ② 手足を少し動かす・顔をしかめる   200

    ③ 全く動かず             300

 意識レベルは全部正確に覚える必要はないと思います。だいたいこのくらいというのが分かれば (「レベル100程度」とでも)

 たとえば

 傷病者、80歳男性、脳梗塞の既往症あり、5分前にCPA、意識レベル300、現在CPR実施中!

 と言えば、消防の司令官には通じますから。その場合、司令官は

 了解しました!

 と言い、すぐに救急出場をかけ、その後のこちらの行動を指示してくれます。

 家庭のなかで救急患者が発生した場合、その傷病者の既往症、かかりつけの病院、生年月日など覚えておいてください。自宅近くの目標物の名称も。聞かれる場合があります。

 GPSのついた携帯電話で、番号通知をして119です。

 その場では、自分も司令官になったつもりで、そこをシキる。軍隊調の言葉で結構、無線交信をしているつもりでも。お前はここで待機、あなたは案内人になって。それは後でいい。感情的になっている場合でも、余計な会話をしている時間もありません。

 7分以内に病着(病院到着)しなければ。

 電話が終わったら、かかりつけの病院に連絡。そこが × (受け入れ不可)であれば、病院選定は救急隊に任せる。

 近くまで救急車が来たら、そこまで出て、現場まで誘導。保険証など必要な物をもって誰か1人同乗。1人だけ。救急車の中は狭い、邪魔です。

 救急車を呼ぶまでもないが、今すぐに病院に行く必要がある、とういう場合。電話帳で病院を探すのではなく、管轄の消防署に問い合わせてみてください。消防ではどこの病院の何科は現在、受け入れ可能、何科は不可ということを把握しています。

 急患を病院に連れていく場合、自分で運転しないでください。タクシー等、完全な第三者の運転で。冷静になれず、手が震えてしまう人も、泣き出す人もいます。運転できません。死ぬのは2人より1人の方がましです(冷たい言い方ですが)

2010-02-17

隣町からのCPA

 日曜日の昼間でした。私ともう一人の女の子が事務。看護師さんは年配のベテラン。当直ドクターは外科の優れた人でした。

 隣町の消防より救急受け入れ要請がありました。80才以上のお婆さん、既往症など忘れましたが、心肺停止状態。

 10分しないほどで救急車は到着。私が救急車入り口のドアを開けました。

 救急隊員は何もしていない。私、そのお婆さんと目が合いました。「大丈夫なんだろう、生き返ったんだ」。

 看護師さんはモニターなどを装着しようと一生懸命。ドクターは看護師さんのその行為を止め、救急隊員に「何もしてないね?何もしてないね!? じゃあもうダメだから!」。

 救急隊員3名、私、看護師さんは固まり、ドクターを見ました。

 ドクターは机に向かい、事務的に死亡診断書を書き始めました。

 はあ !?

 その後、そのドクターは救急隊員3名を前に並べ「つれてくるのなら何かしながら運んできなさい!」と説教したそうですが。

2010-02-09

Code Blue

 救急の医療事務員でしたら、よくあることです。

 重症(重篤)の患者であるが、もうこれ以上ここの病院では診られない。入院患者の容態急変であっても、救急来院患者であっても、今すぐ適切な処置、オペが必要で、他の病院へ送くらなければならない。

 その場合、ドクターから事務員に内線で連絡がありまして、「あそこの病院に連絡をとってくれ!今すぐ送るから!」

 先ずは事務員同士で話をしまして、相手のドクターが出たらば、ドクター同士で話をしてもらいます。

 受け入れOK!がでたらば、我々事務員が消防署に連絡。

 転移搬送(転送)が始まります。

 ここで初めて立ち上がるんです!お金なんて関係ない。横にいるあいつには任せておけない。自分が自信を持って、そいつの命を、できる限りの能力をもって救ってやるんです!

 容態など送りまして、救急車をこの病院に向けてもらいます。その救急車で、隣町や大きな大学病院などに送ります。ドクターか看護師1名、同乗してもらいます。

ときにはドクターヘリを使う場合も。小さな街にはヘリポートなどありませんから、近くの学校のグラウンドや広い河川敷などをヘリポートに使い、そこまで救急車で患者を運び、ランデヴーです。

後は我々、何もできません。救急隊や相手の病院に任せるだけ。「助かってくれよ!」と祈るだけ。

他の急患だって、はいってきますから。

2010-02-06

恋の救急車

 私いつも救急車を見ると、何だか燃えてくるものがあります。確実に。

 人に話すと「お前それは異常だ」と言われるんですが、そんなことないです。あのサイレン、赤い回転灯、景気がつきます。消防からの救急受け入れ要請を受け、飛び起きていたあの頃を思い出すんです。

 ちょうど皆さんが、お祭りのお神輿を見ているのと同じ感覚だと思います。「おお!やってるねえ!俺もまぜてよ!」

 交差点では交通規則を守り、救急車を優先させるのはあたりまえですが、なかには守らず堂々と直進していく運転手がいます。「お前は救急患者になったことがないから、そんなことができるんだ!」

 狭い道路で救急車とすれ違う時、私はバイクを左に寄せ止めて、救急車を通過させます。その時に救急車の運転手は手をあげて「ありがとう!」とサインを送ってくれます。私はそれに対して、右手の親指を立て、「お前らがんばれよ!その傷病者助けろよ!」、そうするとまたその運転手は笑顔で「おお!分かったよ!」と返してくれます。

2009-12-12

冬の真夜中の高速事故

 十何年前の今くらいの時期だったんで思い出すんですが、いつものように当直の日でした。そこの病院、ホストコンピューターが午前0時~1時の間、メンテナンスか何かで1時間止まるんです。その間に患者さん来てしまうと困るんです。コンピューターが動いていれば、我々はキーを打ち込むだけでホストがカルテの検索や会計の計算などやってくれるんですが、止まっていれば全て手作業になってしまうんです。ですから、この時間は「面倒だから患者来ないでくれぇ」といつも思ってました。

 その日、案の定、電話が鳴ったんです。05分くらい。それも出てみると消防で、救急車の受け入れ要請でした。内容は高速道路で軽自動車が(東京方面から山梨の甲府方面に向かう途中)ガードレール、外灯など全てなぎ倒し、運転手は心肺停止状態、10分で到着できるとのことでした。

ドクターに問い合わせたところ受け入れOKということなので、消防にそう伝えました。高速道路での大きな事故、しかも心肺停止状態。「出血多量だとか、すごいのが来るんだろうなぁ、見たくないなぁ」なんて思っていたんですが、予定どうりの時間に救急車は到着、救急隊は当然心肺蘇生術をしながら搬送してきたんですが、その患者さん(遺体)、外傷が全くないんです。しいて言えば、胸部に小さな打痕があるだけ。顔は真っ青なんですがきれいな遺体なんです。一応そういった場合の処置はしたんですけど、やはり助からなかったんです。

でも死亡診断書の病名・死因の欄には何と書くのか、ドクターも少し困ったようです。要するに、内科・脳外科的な疾患で心臓が止まってから、いろいろなものにぶつかったのか、あるいは、ぶつかってからそのショックで心臓が止まったのかが分からないんです。

大きな病院ではないですから解剖などできず、ドクターは病名(死因)として心筋梗塞と書いたんですが。

 その後もまた困ったことがありまして、救急隊に聞いてもまだ身元が分かっていないと言うんです。しょうがないですから私が警察に電話連絡しまして

私「先ほどの高速での事故、運転手さんの身元分かってますか?」

警察「ああ、分かってますよ、免許証確認してますから」

私「分かっているんだったらそれは消防に伝えておいてください!救急隊分からないって言ってますよ!」

それで私は住所、生年月日などカルテをつくるのに必要な情報を全て聞いたんですが、

警察「それで、患者さんどうです?」

私「いや、どうもこうも、もう霊安室ですよ・・・、それでご家族になんですが、そちらで連絡は、していただけるんですか?」

警察「あ、では我々でやっておきますので」

私「ではお願いします」

しばらくしましたら、警察から電話がありまして、その亡くなった方はある職人さんで山梨の甲府に近い町に住んでいて、しかも町内からはだいぶ離れている所に住んでいるそうで、ご家族がこの病院に到着するまでは3時間半ほどかかるっていうんです。時計を見ると、もう1時とっくにまわっていました。ということはここに着くのは朝の4時半くらい。

警備員さんは「〇〇(私の苗字)さん休んでていいよ、ご家族きたら我々が起こしてあげるから」とは言ってくれても私はこういった場合、休む寝るなんてことできない人間なんです。当直室にも行かず、事務室でテレビをみてました。

霊安室には今ご遺体があって看護師さんが死後処置をしたばかり。ご家族はどんな人なんだろう。テレビはみていても考えているのは、そのこと。

そんなに長くは感じませんでした。予定よりも早く、4時くらいにご家族はみえました。奥さんと小学校高学年くらいの男の子と女の子の3人でした。言っては失礼なんですが、いかにも町よりもずっと離れたところに住んでいるような「何とか衣料品店」で買ったような安そうな服を着てました。裕福な家庭にはみえませんでした。

受付カウンターで保険証をお預かりし、3人を霊安室にご案内しました。「こちらです」。ドアを閉め事務室に戻り会計の作成です。私だって人間ですから、どうしても感情ははいってしまいます。レセコンのキーを打ちながらも考えているのはやはりその3人のご家族のこと。

会計はできたので、お金をいただかなければなりません。でも、どうやって。

向こうから支払いに来てくださったらいいんですが。そうでなければ、こちらから、霊安室にいるその奥さんと2人の子供にお金を請求しに行かなければならない。しばらく考えてました。

10歳ほど年上の女性の看護師さんが「会計取らないの?」というものですから、「あともう少し経ったら行ってきます」と言って、また10分ほど考え、保険証を持って霊安室に向かいました。

霊安室のドアを開けると、線香の匂い。簡素なベッドの上に白い布をかけられたご遺体。その横で奥さんは呆然と立っており、2人の子供は泣いていました。私はその奥さんに「保険証お返ししておきます、お会計は後ほど、後ほどで結構ですから」と言って事務室に戻り、待っていました。すると5分もしないうちに奥さんがカウンターにみえて「おいくらですか?」といって4つ折りになった1万円札3枚を取り出しました。

(こういった場合、意外と会計は安いんです。初診料、点滴、カウンターショック、遺体処置料、浴衣、死亡診断書等、合わせて1万数千円ほどなんです)

その1万数千円の会計をいただき、「お力になれませんで・・・」と言葉をかけながら奥さんの目をみたんですが、うつろな目をしてました。「これからどうしよう、事故の処理は、子供達のことは」いろいろなこと考えていたんでしょう。

警備員さんの協力等で霊柩車を手配し、家族4人で自宅に帰ったようですが。

 これ、つらかったです。その人(遺体)の顔、奥さんの顔、今でも覚えてます。自分の夫、お父さんがたった今亡くなったというのに、そこに行ってお金を請求するなんて。

 朝8時30分に仕事が終わって家に帰り、テレビをみながらビール3本を飲み、そのご家族の皆さんのこと考えながら、その朝は寝ましたが。

2009-11-20

喘息患者さん

 先ほどメル友さんと電話での話(「メル友と電話」ってのもおかしいですが(笑))で思い出したのですが、喘息の患者さんは大変ですねぇ。発作が起これば真夜中でも救急病院で吸入を受けなければならないですから。それにネブライザー加算なんてのがありますから、けっこう会計が高くなってしまいます。

 骨折やケガでしたら「手術してしばらく入院して完治」ということになりますけど喘息等、慢性の病気の場合、子供の時から大人になっても通院を続けなければならない。

 かわいそうだなぁと思います。

2009-11-12

死亡診断書

 題名も内容も少しショッキングで気持ち悪いかもしれないですが、実際のことですのでお許しください。

*

 救急外来の患者さんといっても、発熱、嘔吐、打撲、擦過傷、捻挫などの軽傷からCPA(心肺停止)状態で救急車来院の患者さんまで、あたりまえですが、いらっしゃいます。CPA状態の場合、当然救急隊がCPR(心肺蘇生術)をしながら搬送してくるのですが、その時に顔色が赤黒い患者さんは一応その場では助かりますが、青白い患者さんは、まず助からず、そのまま霊安室行きになります。

 そのときに我々医療事務員がやらなければならないことは、「死亡診断書」を渡すことなんです。それがないと火葬ができないのです。

ご家族に渡すのですが、その場ではまだ泣いてはいないです。診察台の上にチューブくわえたまま目を半開きにして天井見上げているご遺体を見ても、まだ自分の家族が亡くなったという実感が湧かないのではないでしょうか。泣くのは、霊柩車を手配して、ご遺体を家にお運びして、布団に寝かせた後、これからお葬式の準備だとなってからなんでしょう。

 死亡診断書、それを渡すということは、先ほどまで生きていらっしゃった、あなたのご家族は、この病院の中のあの部屋でたった今亡くなりましたということを、¥1575いただいて「お力になれませんで・・・」という言葉をかけ、証明するということなんです。

 医療事務の仕事のなかでいちばん嫌なことです!

2009-11-09

病院の薬

 腰が痛いとか、抜歯後の痛み止めとしてロキソニン、ケンタン、ペオン等がでますが、一緒にムコスタ、セルベックスといった胃薬がでることが多いですよね。それは解熱鎮痛剤が胃を痛めるのでドクターは胃薬を一緒にだすんです。皆さん何気なく飲んでいらっしゃるでしょうが、会計カウンターの内側で医療事務員がやってることは、その患者さんには腰痛や椎間板ヘルニアといった病名と一緒に胃炎という病名を付けます。そうでないと「病名は腰痛なのに胃の薬がでるのはおかしい」という理由から、レセプトがハジかれてしまい、病院にお金が入ってこないんです。これは別にいけないことでもなく、どこの病院でもやっていることで、医療事務の特殊な考え方の一つなんです。

*

 今では、どこの病院、クリニックでも院外処方になってますよね。院内処方よりも院外処方の方が病院は儲かるんです。薬剤師の人件費が浮くし、薬の管理費もいらなくなるし、処方箋料が取れるんです。院内処方だと処方箋は一応発行されても、ドクター、看護師、クラークから直接薬局に行ってしまいますから、処方箋料は取れないんです。

 また、処方箋を受け取ったら、調剤薬局に出す前に、薬の名前をメモしておいて、後でどんな薬なのかを調べたらいいと思います。薬を調べる本も売っていますし、そういうサイト(←ここにも)もありますから。

 私のように病弱で、しかも仕事として何人ものドクターの書いた他人の処方箋をみていたら、そのドクターはどんな医師なのかまで分ってきてしまいます。

2009-11-09

救急外来

 まえに病院で事務当直(救急外来受付等)の仕事をしていましたが、まあ多かったのが、小児科の発熱、下痢、嘔吐等。これからの時期は多くなるでしょう。

 でも、夜中に病院行かないで、そうなる前に行ったほうがいいですよ。病院にも夜間料金がありますから。時間外診療は、休日、夜間(19時~22時)、深夜早朝(22時~翌6時)となってます。これは会計ではなく、受付をした時間ですが。

 また、小児科で2歳か3歳かボーダーラインはちょっと忘れましたが、これにはさらに加算がつきます。ですから、「2歳の子供が発熱で夜中に病院にいった」という場合、解熱座薬一個しかでていないのに、会計が4~5千円になったという経験のある方、いらっしゃると思います。

 ほかに高いのが交通事故での自賠責保険適用(200~300%)や切創の場合の縫合。

縫合は、傷の長さと深さ(深さが筋肉まで達していれば外科ではなく整形外科)で診療報酬点数が決まります。3㎝位の切創で、保険証を持っていて3割負担でも1万円超えます。それも、大きな病院なら専門科目のドクター(外科、整形外科、首から上は脳外科ですが目の付近なら眼科)がいますから、いいですが、田舎の小さな病院ですと、専門外のドクターが当直で、縫合をするなんてこともあるんです。

 医療は、もちろん人命第一で、お金の問題ではないですが、私は事務でしたので病院の利益のためにお金の計算はしなければなりませんでした。でも、「お金の問題で済むのだったら・・・」という考え方でやってましたが。

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